コタロウさんのおかげです

双極性障害Ⅱ型の当事者、わたしと結婚20年になる夫。猫のコタロウ。
穏やかな日常に、最近はちょっぴり面倒くさい家族や友達との関わりがプラスされての日々徒然です。

鬱の友だち


こんにちは


昨日ちゃんと休んで、今日は昼から高校時代の友だちと会いました。男性なんですけど、この50近くになって、鬱で会社を休んでしまっています。男性ですから、キャリアから行くと、出世してトップに立つか立たないかのところでの休養は、とても痛いようです。男だし、もともとデキる人だし、悔しいし、ガックリしちゃったみたいです。


4月から復帰のため、今日はちゃんとスーツを着て、会社の前まで行って帰ってきたんですって。あと、図書館とかに、会社にいるつもりで8時間とかいるんですって。

お父さんの借金を返済するのもあるし、あと10年は辞められないそうです。

辛いなぁ。。。


わたしなどは、夫の理解もあり、仕事をせず、家の用事もぼちぼちで暮らせていますから、恵まれているのかな。とも思いますが、彼の中のイメージでは、わたしは何の仕事につくにしてもバリバリやって、輝いて。。のはずが、何で病気になってちんまり暮らしてるんだろう。と、何度も何が原因なんだろうか?みたいに考えてくれてました。


知り合いで、在宅で仕事の出来るような会社をやってる人もいるから、よかったら紹介するよ。やってみたら?とか言ってくれたけど、今日は元気だから会えたけど、大抵は鬱で家でじっとして、家事も満足に出来てないから、仕事なんてムリムリ!


具合の悪いとき知らないからだよ。と、説明したけど、やっぱり腑に落ちないみたい。彼も鬱病だけど、躁鬱のことは全く知識がなかったので、こういう感じで、、、と説明したけど、なかなかわかんないですよね。今日なんか、現にそんなに元気なのに!って。躁の恐ろしさ(人格が変わるような)は、見てみないとわからないよね。人格が変わる、迷惑をかける、と言っても、「僕だって酒飲んで、周りに迷惑かけたりするよ。」とか、的外れな慰めを言ってくれてました。


それでも理解しようとしてくれてるだけうれしいですし、こうやって病気になったあとも、変わらず友だちでいられることがとてもうれしいです。


このところ、調子のいいときに、ちょうどしばらく会ってなかった友だちと会う機会が続いて、すごく世界が広がった気がしてうれしいです。外で人と会ったり話したりするといろんな人生があるのだなぁ。みんないろいろありながらも懸命に生きているんだなぁと思います。


楽しかったし、よかったです。

彼もまた、仕事やりがいを持ってやれるように成ることを祈ります。

もっと元気になったら、彼が言ってくれた在宅の仕事も、もしかしたら出来るようになるかもしれない。そんな微かな希望も持てました。


よかった。




コタロウはお留守番。かあちゃんは帰ってきてもいろいろやることがあって、なかなかボクを撫でてくれない。と、ふて寝しているの図。です。



ではでは。